キャラクターの造り方/人物造型
職業: 世間での座標軸。その人の外向きの顔。自我/ego。傑出性。くるくる変わるものである。
家族: その人の内向きの顔。
過去: 過去と現在をみて、意味がわかる。
例えば、風呂・トイレ無しの部屋に住んでいた彼がヒルズ族・・・努力したんだなあと思う。
欠点: 欠点は普遍的なものがよい。その人の根底に関わる。
転換点: 人物の変化の転換点。例)大金を受けとるときに、手を伸ばしかけて、いや、これを受け取ってはだめだ、と思い直す。
伏線がいくつかあり、転換点で敵or賢者が実は××だった・・!
人には一貫性と自己矛盾(二律背反)がある。
2面性の100%どっちかでないほうが魅力的。
自己分裂。隠された自己。社会的自己v.s.個人的自己。それを表現するときには、顔の半分陰で隠したり、壁から半分だけ顔出ていたり。
例えば、最初はある人のことを褒めていたのに、その人の才能が自分の地位を脅かしそうになったら、その人の攻撃を始めたり。
孤独な人だと独り言多くなる。説明しなきゃいけないから。
人の外に現れた具体的行動から、内面を推し量る。
ある人物のある性格を描くのなら、他の性格の人を出したり。
例えば、ヒーローを描くのであれば、同調する人、彼の救いを待つ人、ずるい人、、、も描かなくては。
物語類型のところで述べたように、キャラ+目的でストーリーは動き出す。目的に至るにどんなシーンが効果的か?と考えたり。
<筋が通っている動機>
・愛
・好奇心
・自己再認識
・自己防衛
・金
・義務
・復習
問いかけは探求の一部。
○○がいや!も目的になる。
途中で状況が変わって目的が変わることがある。
内発性強い方向性は、トラウマなどによる。部屋や物に語らせるのがよい。
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