RGBからCMYKへの変換
カラーモードRGBで制作した作品を印刷に出すとき、CMYKモードへ変換すると思いますが、
CMYKの色空間には、彩度の高い赤や青や緑が存在しません。
印刷目的でイラストを描くのであれば、最初からCMYKモードにしておいた方が色のコントロールがしやすいでしょう。濃いグリーンの彩色することも出来ます。
しかし、CMYKモードですと、PhotoShopにおいてフィルタの適用などなにかと制限があります。
PhotoShopでは同じドキュメントで2つ以上のウィンドウを開くことができます(「ウィンドウ」→「アレンジ」)。
片方のウィンドウをアクティブにして「ビュー」→「校正設定」でRGBの見え方とCMYKの見え方を同時に確認しながら作業ができます。
上の例では、右のウィンドウがRGBで左のウィンドウがCMYKです。やはりCMYKの方がくすんでみえますね。
RGBからCMYKへの変換
色彩の調整はRGBで行い、CMYKに変換した後は、墨版くらいしかいじらないようにしましょう。CMYKに変換した後は、「アンシャープマスク」を200%・半径1.2pixel・しきい値5くらいでかけるとよいです。印刷時に効果の多くが失われることがあるので、多めにかけておきましょう。
まあでも、どんなに気をつかってカラーマネージメントをしても、印刷時の天候等によって色の違いは出てしまうらしいです。
このページの内容は、『図解カラーマネージメント実践ルールブック』 を参考にしました。
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